忍野村立忍野小学校
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H29 いじめ防止講話集会
 
2017年11月6日 更新
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H29 いじめ防止講話集会
11月6日(月)に忍野村役場 保健福祉センター・忍野村教育委員会主催の「いじめ防止講話集会」が開かれました。今年は忍野小学校の6年生と忍野中学校の全学年が参加しました。
今年の講師は「う〜み」さん。名前は聞いたことがない人もいたかもしれませんが、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のイメージアルバム、1曲目の「あの日の川へ」という歌を歌っている方でした。
当日はご自分の実体験にそった力強いメッセージを発信して頂きました。
はじめの言葉
校長先生の話
校長先生は、新聞記事の内容(いじめ認知件数が過去最高というもの)を引用しいじめは決して許されないことであり、いじめのない小学校、中学校をめざしていこうと話されました。その後に講師の紹介をして下さいました。
講演が始まりました。
先生は自分の生い立ちに関する話からスタートしました。
三人兄弟の真ん中で上の兄が病弱だったためなかなか自分の面倒を見てもらえないように思われたこと。そんな中で唯一自分が誇れるものが絶対音感(耳で聞いた音がどの音階にあたるのかが分かる能力)だったこと。
講演の中で、絶対音感を体験してみました。起立しているのはピアノの音を聞いてどの音なのかが正解したみなさんです。このあと3つの音を同時に聞いて、それぞれどの音なのかを考えてもらいました。起立しているみなさんの中には正解の人もいました。
う〜みさんは「すごいね」と褒めて下さいました。
でも、自分の中で唯一誇れるものが周りを遠ざけてしまう現実に出会ってしまいます。小学校の時にテレビで聞いた歌を教室のオルガンで弾くと友達ができましたが、すぐに離れていってしまいました。勇気を持って「なぜ」と聞いてみると「(絶対音感という独特の能力が)怖い」と他の友達が言っていたからという答えが返ってきました。人と違うことはダメなことなの?と思い悩みながら学校生活を送っていたといいます。
ちょうど家族の中にも音楽の能力がある人もいなかった。家族はみんなバスケットボールに一生懸命。そういった中で音楽を封印しバスケットに打ち込むようになりました。
バスケットに打ち込むようになっても、なかなかみんなに馴染んで自分の色を出せるようには、ならなかったといいます。自分が言いたいことを言うと、みんなからは嫌われる。嫌われないようになるためには、我慢するしかない。でも我慢すればするほど、自分の中に不満をため込むようになる。だからそれを家で発散するという日々を送ってしまっていた。

自分の体験を飾らない言葉で語って頂く中で児童・生徒のみなさんは話に引き込まれていました。

そして、大学は大阪に進学しバスケットボールで将来の夢を切り開こうと考えていた矢先に(明日で19歳になるという前日に)接触プレーから床に頭部を激しく打ち付けてしまい頸椎を損傷、全身に障害を持つ身となってしまいます。

今までできていたことが満足にできないという絶望感が続く日々。死にたい…と思う毎日を送っていた中、友人の誘いで音楽部を見学します。見学前は前向きになれなかったといいますが、半ば強引に見学に連れられて行ったところ、ある学生が一生懸命にギターを弾いていました。お世辞にも上手とは言えない状況であったが、奏でられる音に引き込まれる自分がいたといいます。

それから音楽に一生懸命に取り組み、リハビリでは得られないような効果を実感し「音楽の魔法だ!!」と思うようになります。
多くの人が持っているわけではない絶対音感が「個性」という見方ではなく「変わり者」の目で見られつらい思いをした日々。他人とは違うところは、かけがえのない「個性」として認めてほしいと語りました。

そして、「悩み」ある人は是非まわりに相談をしてほしいといいました。何より「悩み」は、もっとよくなりたいと思う気持ちから出るものです。もっとよくないたいと思うのは今の先に「夢」や「希望」を持っているからなのです。決して一人で悩まないで…と話しました。

私自身(う〜みさん)も周りの人に沢山迷惑をかけて生きてきました。一人では乗り越えられないと思えるときには周りに頼ることも大切なこと。失敗することもあるけど、生きていることに比べたら失敗したことは比べものにならないくらい小さなこと。自分を好きになってあげて下さい。

ケガをしてから分かったことは沢山あります。
指が動きにくい時には、拳で弾けないか?肘で弾けないか?頭で弾けないか?鼻で弾けないか?…と沢山チャレンジしてみました。それぞれ独特の響があることが分かりました。これがケガをして分かったこと。
ケガの後で目がだんだん見えなくなるという経験もしました。でも見えなくなってもピアノが弾けるように、鍵盤を見ないで弾く練習をしました。これなら目が見えなくなっても大丈夫。さらに(鍵盤を見ずに)弾けるようになったので、こうやってみんなの顔を見ながら弾いてしゃべって歌うことができるようになった。これもケガをして分かったこと。
最後に「みんなで歌おう。ステージに上がって下さい」と呼びかけ、それに応じてくれた児童・生徒のみなさんと一緒に「翼をください」を歌いました。

呼びかけに応じてステージに上がってくれたみなさんにも、客席で座って聞いてくれたみなさんにも、客席で歌ってくれたみなさんにも同じように、う〜みさんは語りかけてくれました。

ステージに上がってくれた人、ありがとう。拍手
意思を持って座ってくれていた人、ありがとう。拍手
部活動頑張っている人、これからも頑張ってね。拍手

そして、こんなにすてきなみなさんに出会えたことに感謝です。あなたに会えてよかった。これから。もっともっと、自分を好きでいて下さい。
感想発表(小学生)
感想発表(中学生)
とてもすてきなお話と、ピアノと歌をありがとうございました。

先生が話された「悩みは相談して」「周りとの違いを個性として受け止めること」「前向きに生きていくこと」などのことを今後も忘れずにいたいと感じた時間でした。
本文終わり
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