忍野村立忍野小学校
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命の大切さを学ぶ授業
 
2018年7月4日 更新
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命の大切さを学ぶ授業
7月4日(水)の5,6校時にいのちのミュージアム代表の鈴木共子さんをお招きして命の大切さを学ぶ授業を実施しました。
鈴木さんは19年前にひとり息子を交通事故で亡くされた方で、その経験を誰にもしてほしくないという思いから、いのちのミュージアムを設立されました。
被害者にならないこと、ましてや加害者にならないこと、そのために自分の経験を生かしたいという考えはとても深く心に響きました。
はじめの会
今回は生活委員会が進行を担当しました。
校長先生の話
校長先生は鈴木さんの紹介のあと、自分のお子さんが交通事故に遭われた経験を交えて加害者も被害者も悲しい思いをすることを話されました。
警察本部、小川さんの話
山梨県警察本部から小川さんが県内の交通事故の現状や自転車事故は2日に1回のペースで起きていることを示し、被害者にならないよう、ましてや加害者にならないようこういった事業を実施していると語って下さいました。
講話
講話の中で使用していた画像です。白く見えているのは交通事故で亡くなった方の人型(ひとがた)で鈴木さん達はその方の生前に敬意を払いメッセンジャーと呼んでいると話して下さいました。
 
こちらは、メッセンジャーのひとりである小川さんの息子さんのものです。
 
息子さんは19歳の春、明日から大学の授業が始まるという日に飲酒運転の運転車が運転する車にはねられ道路下のコンクリート製の土手にたたきつけられてしまい亡くなってしまったのです。
お子さんは零(れい)という名前でした。その名前に込められた思いも語って下さいました。
なかなか、お子さんの死を受け入れることが出来なかったと言います。そして、量刑の軽さに納得できなかったと言います。
そんな思いを乗り越えて「生きたくても生きられなかったメッセンジャーの分まで生き抜いてほしい。それが生きているものの義務だと考えています」という考えに至りました。
一生懸命に生きなければならない。亡くなった息子さんはこの言葉を大学受験の勉強で使ったノートに書いていたそうです。
亡くなった息子さんが残した大学の履修届けを見て鈴木さんは息子さんが学ぶ予定だった早稲田大学を受験し何年かかけて入学したことに関して質問が出ました。
鈴木さんは大学に通っている間、自分のお子さんの(ような)姿を発見したといいます。そして新しいことを学ぶことが本当に楽しかったと話して下さいました。
お礼の言葉
講話が終わり、生活委員長がお礼の言葉を贈りました。
 
そして、鈴木さんにお礼の品物を贈りました。
 
今回、学んだことはたくさんあります。そのひとつひとつを整理して今後の生活に生かしましょう。鈴木さんありがとうございました。
本文終わり
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