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平成30年度 いじめ防止講話集会
 
2018年11月6日 更新
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平成30年度 いじめ防止講話集会
11月5日(月)に忍野小の6年生と一緒にいじめ防止講話集会で、小説「あん」を執筆されたドリアン助川さんのお話を伺いました。
これは、忍野村福祉保健課と忍野村教育委員会の主催で行われているものです。
当日は「生きることの意味を考えてみよう」という内容でした。なお、当日の進行は生活委員会のみなさんが担当してくれました。
はじめの言葉
校長先生の話
校長先生は自分と異なる考えを批判したり攻撃したりする風潮を取り上げ、大切なのはお互いを認め合い広い心を持つ「寛容」ということについてお話をされました。
その後、著作の「あん」の実物を手にしながら講師の紹介をされました
講演は小説「あん」の紹介からスタートしました。ハンセン病のこと(今は患者がいないけど、見た目に分かる後遺症が残ること、以前は特効薬がなかったので発症したら隔離するしかなかったこと)について話してくださいました
その後は自分の経歴にふれ、どうしてハンセン病を取り上げることになったかを語ってくださいました。放送作家、パンクバンドの結成を経て深夜放送のパーソナリティーをするようになったそうです。そしてリスナーの悩みに応える中で生きる意味を考え始めたそうです
生きる意味とは「社会の役に立つこと」と多くの若者は言うが本当であろうか。では、幼くして亡くなった子どもたちやハンセン病患者のように隔離するしかなかった人たちには生きる意味はないのか?
それが「あん」を書こうと思ったきっかけでした。書いてもなかなかまとまらない…そんな中でハンセン病を患った方と出会ったこと。想像を絶するようなひどい扱いを受ける中で懸命に生きてきた姿をどうしてもまとめなければいけない…そんな思いで長い時間をかけて、小説「あん」はできあがったこと。ひとつひとつの事柄を、執筆中の様子を交えながら語ってくださいました。
さらに、その小説が映画化されることになった様子もうかがいました。今年亡くなった女優の樹木希林さんの唯一の主演映画であったこと、海外での上演の様子、その中で感じたことや希林さんの思い出なども話してくださいました
講演の最後の部分では小説「あん」の中の一節、手紙の部分を朗読してくださいました。朗読の後での話、どんな人であっても等しく世の中を背負っているというお話はとても印象的でした
自分たちが知らない世界を教えていただき視野が広がっていったように思います
感想発表(小学生より・中学生より)
講演の終了後には小学6年生、中学3年生の代表からの感想発表がありました
記念品贈呈
その後には記念品を贈呈させていただきました。私たちが知ろうとしなければ分からなかった世界を教えてくださりありがとうございました
おわりの言葉
本文終わり
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