忍野村立忍野小学校
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令和元年度 芸術鑑賞会
 
2019年6月28日 更新
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令和元年度 芸術鑑賞会
6月28日の午後に芸術鑑賞会を実施しました。本年度の内容は古典芸能から「落語」を取り上げました。落語は扇子と手ぬぐいという2つの道具を巧みに使い、話術や目線なども織り交ぜて話の内容を想像して楽しむ芸術です。
当日は春風亭三朝さんと春風亭朝七さんの二人をお迎えしての生の寄席でした。ただ聞くだけでなくワークショップで3人の生徒が登壇して落語の表現を一部体験させて頂きました。
少ない道具を使って工夫して表現していくことは良い勉強になったと思います。
はじめの会
今年も伝統推進委員のみなさんの進行で芸術鑑賞が始まります。
最初はお囃子について
最初は落語が始まる時に必ず流れるお囃子を聴き歴史について学びました。落語のお囃子は「これから寄席が始まるよ」というチャイムのような意味があったと聞きました。
一番太鼓披露
そしてこちらはその中で披露される「一番太鼓」この太鼓で最初は誰もいないカラの状況を表現していること、そして途中で叩かれるリズムには「お客さんがどんどん入ってこい」という意味が込められていることを知りました。
出囃子の紹介
その後は、三味線の方に入って頂き、落語家が高座に出てくるときの「出囃子」について学びました。出囃子はそれぞれの落語家さんによって決まっていること。そして、個性を反映したものであることも教えて頂きました。また、ご当地の三遊亭小遊三師匠の出囃子も披露して下さいました。それぞれに違う出囃子があるのには驚きました。
BGMとしてのお囃子
その後にはBGMとしての囃子も演奏して下さいました。海を表したもの、怪談話に使われるもの等たくさんの囃子があることを知りました。
いよいよ落語に
その後に落語(落ちを語る)にうつりました。最も短い落語は「小咄」さまざまな小咄を披露して下さいました。
 
そして、表現方法の実演。こちらはリンゴを食べている様子です。扇子と手ぬぐいを使って表現していく様子はさすがでした。
生徒が参加してのワークショップ
そして各学年から一人ずつ参加してのワークショップになりました。
太鼓を体験
最初の生徒は「一番太鼓」に挑戦しました。最初はお手本を示してもらい
 
初めての体験に臨みます。とても上手だと褒めて下さいました。
小咄を体験
次の生徒は「小咄」に挑戦しました。同じように最初にお手本を示してもらい
 
その流れになるように体験しました。終了後には会場から大きな拍手が起こりました。
扇子を使っての表現を体験
最後の生徒は扇子を使っての体験。こちらは何をしているところか分かりますか?
 
そう、「うどん」を食べているところ。普通、落語では「そば」なのですが「うどん」の方が好き、ということで、急遽変更して演じました。
それぞれの発表の中では
会場内に笑いも広がりながら
楽しい時間を過ごしました。
その後にお二人の落語を鑑賞
その後にお二人から落語を披露して頂きました。同じ人が違う役を演じる様や、扇子と手ぬぐいを使っての表現方法、遠くまで通る声の大きさなど若草祭で参考にしていける内容であったと思います。
終わりの会
終わりの会では生徒から感想発表を交えてお礼の花をお送りしました。お二人の落語家さん、三味線の先生、また裏方のスタッフの方ありがとうございました。
本文終わり
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