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2019年9月27日 更新
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令和元年度 絵手紙教室を実施しました
9月27日(金)国語、及び総合的な学習の時間として絵手紙を学びました。
忍野村には、絵手紙の美術館「小池邦夫 絵手紙美術館」があることから、絵手紙を授業で取り上げました。平成28年度より大変お忙しい中を、小池邦夫先生自ら奥様と共に来て頂いております。
今年も来校して下さり、ご指導を頂きました。
<小池先生の紹介>
絵手紙創始者、絵手紙作家
1941年 愛媛県松山市生まれ、東京学芸大学書道科に学ぶ。
1975年 東京で初の個展を開催。
1979年 肉筆の絵手紙6万枚を1冊ずつ綴じ込んだ季刊雑誌『銀花』が発行される。
1985年 日本絵手紙協会創設、会長(現在は名誉会長)に就任。
2004年 山梨県忍野村に『小池邦夫絵手紙美術館』開館。
2009年 上武大学客員教授に就任。
2009年 上武大学「手がき文化研究所」所長に就任。
講演著書多数。
まず、国語科担当から小池先生の紹介をさせて頂き
その後に先生からお話を伺いました。
先生の所には毎日、両手に持つほどの絵手紙が届くと教えて下さいました。
小池邦夫先生の上に特別授業が始まりました。
まず小池先生は本日の教室の中で私たちに伝えたいことを2つ紹介されました。
1つ目は「上手に描くな」ということでした。絵手紙は心の中を映し出すものとして上手に書くと「きれいごと」になってしまう。だから思っていることを素直に描くために「ヘタに描く」ことが大切なのだと教えて下さいました。しかし、ヘタに描くことと、でたらめに描くことやいい加減に描くことは全く違う。丁寧に心を込めて一生懸命に書くことが大切なのであり、上手に描くことはそれほど大切なことではないと語って下さいました。
2つ目は「用紙からはみ出すくらい大きく描く」ということでした。ふだんから思っていることをハガキのような小さな紙に描くのでは思いは伝わらない。だから大きく描くようにしなさいと教えて下さいました。
先生のもとには上の写真にあるように毎日両手に持つほどの絵手紙が届くそうです。そのひとつひとつを丁寧に読んでいると心に元気が満ちてくるとおっしゃいました。その思いは人の心と心を結ぶ役割があると力強く伝えて下さいました。
具体的な書き方は奥様にバトンが渡されました。
今回は絵から入るのではなく、手紙から書いてみようと指示されました。
家族の誰かに宛てて思いを文章で綴ることから始めます。書き出しが難しと見えた邦夫先生が書き出しの工夫として「おかあさんへ」「お兄ちゃんへ」など呼びかけから入ると書きやすくなると教えて下さいました。
その後に、絵を描くための筆づかいを学びます。
たっぷりと墨を含ませた筆で書くと極太の線しかかけませんが
墨の量に気をつけ、筆の先だけを使うように集中して練習をしていくと見違えるような繊細な線がかけます。
1分間かけて半紙の端から端まで線を書くためには集中力が必要だと分かりました。
その上で、最初に邦夫先生から教えて頂いた「ヘタに描く」だけど「でたらめ」や「いい加減」そして「雑に」ならないよう集中して横線を書きました。この瞬間会場は緊張感と静寂に包まれました。全員が集中して取り組めていました。
さらに「大きく描く」ということについては実物を用意して下さり、そのメリットを分かりやすく示して頂きました。
その後は、ここまでのアドバイスをもとにして各自が準備した物で絵手紙に取り組みました。
それぞれの生徒が用意したものを
じっくり見てこれまでの思いを心に浮かべ
丁寧に取り組んでいきました。
しっかり見て丁寧に描けたら
色をつけていきます。
心の中の自分と対話しながら作品を仕上げていきます。
個性的な作品が完成しました。
どの作品も世界にひとつしかないものです。
作品作りが終わると、準備して頂いたものをみんなで協力して片付けていました。とても素早く片付けができていたと評価して頂きました。
その後に、先生からそれぞれの作品を評価して頂きました。
先生はまず、「心の中が良く出ている」と褒めて下さいました。そしていくつかの作品を取り上げ、決して「整っている」とは言えないかもしれないが、その分だけ心の中が良く表れているのだと教えて下さり、短いメッセージだからこそ印象に残るのだと付け加えられました。
それぞれの作品には作者である自分自身の気持ちが込められている。その絵も文章の線も色使いも、その時の自分の心が表れるように描こうとすることで最も大切な気持ちが伝わるのだと感じました。
最後には奥様にもコメントを頂きました。3本目の線を描いている時の集中力を取り上げ褒めて下さいました。そういった力がある2年生だから、片付けも素早くできたと思います。今後も頑張っていって下さいとお話下さいました。
その後には感想発表と
小池先生へのお礼の言葉を述べ、今年の絵手紙教室を終えました。
大切なことを教えて下さった小池先生、ありがとうございました。大切な宝物がまたひとつ忍野中学校にできました。
本文終わり
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